ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ほんのちょっと

 人間もそうだし、どんな動物でもそうなんだけれど、ほんのちょっと、ほんのちょっとDNAに傷がついただけで、普通の身体じゃない。普通の身体というのがどんな身体のことをいうんだということになるだろうけれど、ほとんどの人が備えている機能がほんのちょっと、ほんのちょっと機能しなかったりする。それもちょっとしたDNAについた傷だ。自然というものは残酷なんだなぁと思う。ほんのちょっと、ほんのちょっとなんだよなぁ。

凡庸

 都民をふぁーっとさせといて騙す、という都民ファーストだなんて、恥ずかしい名前を付けて都知事になった小池百合子が築地の跡地を国際会議場と展示場にするっていってんだけれど、馬鹿野郎!そんなものを作るんだったら、豊洲にすれば良かったじゃないか!と腹の底から怒りがこみ上げてくる。そんなものをあそこに作るために、こんな大騒ぎをして、都民に不都合を強制しているのか。都民を馬鹿にするのもいい加減にしろと云いたいが、選んだのは都民だからねぇ。

 築地の場外の各店が未だにあそこにぐるっとあるわけだけれど、あれが国際会議場に馴染むとでも思ってんのかね?!

国立演芸場

 かつては年に数回は通っていた国立演芸場にはもうほとんど足を向けることがなくなった。唯一のチャンスが毎年2月中席で公演される「鹿芝居」しかない。もう何年ここで鹿芝居をやっているんだろう。見に行き始めた頃は馬玉も馬治もまだ二つ目だった。馬久は黒子だった。

 今年は十一代目金原亭馬生の弟子のうち二つ目が馬久と小駒の二人になったから、この二人は日替わりで高座に上る。馬治と馬玉も入れ替わり。あとはいつもの蝶花楼馬楽金原亭世之介、古今亭菊春、林家正雀金原亭馬生のメンバー。今年は馬生の六人目の弟子、駒六も馬太郎という名前になって二つ目に昇進するってんで、来年の鹿芝居は大変だなぁ。

 今年の演し物は「辰巳の占い」が元ネタだと。若旦那の源次郎を馬生、遊女のお玉を正雀がやることになる。若い方が良いんだけどなぁ、そうはいかない。最終日の券を買った。国立演芸場の切符はネットで買うとシニア割引にならない。しょうがないから電話で予約する。映画館のネット予約は普通にシニアだろうと、学生だろうと買える。これは国立劇場の切符売り場が怠慢だというしかない。映画館のように、ネット上で売り切りにしてしまえば良いのに、なんでやらないんだろう。

24年

 えっ!?もうそんなに経ったのか、と唖然とするなぁ。もはやほとんど四半世紀ってことだものなぁ。義母が前年末に他界。年が明けて岡山の従兄が急死。あの前日が彼の葬式だった。そのまま帰るつもりだったんだけれど、叔母さんにたまにしか来ないんだから泊まっていって、といわれた翌朝のことだった。それから三日後にようやく仙台経由で東京に帰ってきた。あれから、行っていない。もうそろそろ行かないと、危ないなぁ。

 地震は怖い!

突進

 ま、今年が猪年だからというのもあるんでしょうか、海上自衛隊の(あ、イヤ、”Japan Navy”)の哨戒機が韓国の海軍艦艇、および沿岸警備隊船の周辺を飛び、レーダーでロックオンされたといって騒いでいる事件を見ていると、わが皇国の方針は斬り込んでいって「お前がやった!」と一刀両断するのではないかといわんばかり。盧溝橋から、原爆落とされて国全体が疲弊した結末まで走り抜けた皇国を彷彿とさせる。落としどころも何も考えずに直情的な拳の揚げ方に、やんやの喝采を送る連中の受けをも狙っていない。ただただ、直情的で、次をどうして良いのかわからない。

 猪年にぴったり。

お裾分け

 お隣さんに昨年越してこられた歳上夫婦の奥さんがしょっちゅう、お裾分けを下さる。最初は紫芋の水羊羹。もうこれまでに、5-6回戴いた。つるんとして美味しい。うちからは親戚から貰った桃とか、知り合いが送ってきたキィーウィーとか、差し上げるんだけれど、大体、負け越している。先日はなんとカレーを貰った。4人前くらいありそうな量で、うちでは二回分の食事に相当する。コンクリの集合住宅では珍しいな。よそのうちのカレーって、ちょっと違和感あるんだよなぁ。

JOC

 ブラック・タイディングという会社とJOCがロビー活動とコンサルティングに関する委託契約を結んでいたのは正式な契約だったわけで、その契約書に基づいて180万ユーロ(今日のレートだと2億2460万円)を支払った。ここまでは正式に契約書があった上での支払いで、形式的にはなんの問題もない。この会社が本当に契約書に書かれた活動内容を満たした、ということであれば。

 問題はこの契約書に書かれた活動内容が何と書かれていたか、そしてこの会社と疑惑を持たれているラミン・ディアクIAAF前会長親子との繋がりである。ブラック・タイディングは2004年に既に解散されてしまっていて、シンガポールにはもはや存在しない。

 この会社の選定と、契約について「私は関与していない」とJOCの会長は今日の記者会見でも表明したらしいけれど、これは会長発言としては大間違い。会長にはそれだけの責任がある。だから「会長」なのだ。

 「この会社が誰とどのようにつながっているかについては私は全く関知していない」という発言であれば、それは正当だ。本来、under the tableというものはそういうもので、そのために怪しいか、怪しくないかは別として、この種のagentを噛ませる。

 怖れずに申し上げると、このagentを探してきたのは、あの大手代理店だろう。ひょっとするとその受け皿を作るために設立させた会社だったのかも知れない。それでももう既にこの会社は精算されてないわけだから、単純な手法では追いかけられない。

 実際にブラック・マネーを手にした、あの親子がなんらかの動機を持って自白しない限り、JOCが摘発されるのはなかなか難しい。手がかりはJOCが振り込んだ口座、およびもう既に存在しないagentがあの親子に支払った金の流れがつかめるか、つかめないかだろう。それは相当に難しい。フランスの検察が何か奥の手を持っていれば話は別だけれど、この話はオリンピックが近づくことによって多分うやむやになる。

 しかし、たった8分弱で一方的に記者会見を打ち切ったのは、大失敗で、これでは前にも書いたように「会見」ではない。加計孝太郎の記者会見と瓜二つだ。JOCの広報担当者が、会長退出後矢面に立っていたようだけれど、事前に30分の会見といっていたのにたった8分弱で打ち切ったのはまったくパブリシティーとしては大失点である。この会見は、形式的には政党かも知れないが、現実的には真っ黒星だという印象を強く残した。

 運動系の団体というのはどうしてこんなにやることがヘタックソなんだろう。