今回の都議選について私は何もいえない。なぜなら心ならずも棄権することになってしまったからだ。まさかこのタイミングだったとは迂闊にも外に出てしまった。通常だったら期日前投票を必ずするのだけれど、たった一週間しか期間がなかったので、まったくチャンスがなかった。
こういう棄権があり得ることを考えておかなかった。豪州では海外にいる時に選挙があると、パスポートを持って大使館や領事館にいくとその場で投票をすることが可能であった。他の国ではどうなのか、私は知らない。しかし、それだけで投票をするのだったら期日前投票をしたその足で海外に行ってしまい、二重に投票をすることが可能にならないのか？と聞いたら、そんなのは非常に少ないはずで、それは結果にはネグリジブルだろうと軽く交わされたことがある。
今の日本の在外投票は（確か）比例区に関してのみ、事前に在外投票を在外公館に赴いて登録しなくてはならない、だったと思う。だから、今度の参議院議員選挙にあたっても登録申請はしたものの実際の投票には間に合わないと嘆いている声も聞こえてくる。なにしろ国によっては大使館や領事館に行くだけでも時間と経費がバカにならないケースはいくらでも聞こえてきた。
それにしても今回の都議選（やっぱりいうのか）には絶望というしかない。この国はもう終わるということだろう。
