ほぼ足りてまだ欲 その先

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市街地マラソン

 朝から東京マラソンの話ばかり。対照的にテレビ朝日はそのマラソンの裏話を披露。フジ・産経系では絶賛。終いには慎太郎が「みんなにありがとうといわれた。やっぱり祭は良いねぇ。」と自慢げに。いつの世も祭をセイフティ・バブルとすることは常套手段であることを思い出した。参加者30,870人(フルマラソン:26,058人)、警官約5,000人、ボランティア約1万人と聞いているが、参加者二人にスタッフひとりという計算?沿道見物に出かけた友人の話ではコースの裏の道は勿論のこと、そのまた裏道にまで警官が立っていて、雨の日曜日にほとんど人通りのない中、ぽつんと立っていて寒そうだったと云う話だったけれど、どう考えても必要のないところにまでの配置は、なにか他の目的があるのではないのかと勘ぐられても仕方のない様な状況だったという。
 市民マラソンとして東京で知られているものに「青梅マラソン」がある。今年の参加者は1.6万人であったという。東京マラソンの影響で参加者が減るのではないかという懸念を主催者側は持っていたようだけれども、東京マラソンの抽選はずれ組が多く参加したといわれている。関東圏では昨年31回だった参加者1.4万人の河口湖マラソンもある。参加者18,451人(フルマラソンを含む)の「荒川市民マラソン」がある。「かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会」というものもある。確かに今回の様な都心をコースが走れば沿道の応援は俄然違ってくるから走るランナーたちもとてもやりがいがあることだろう。なにしろテレビ中継もありその著名度は群を抜いている。ロンドン、ボストン、ベルリン、シカゴだけではなくて、他の国でも都心で開かれるマラソン大会がある。しかもそれぞれ権威を持った大会となっている。日本ではほとんど知られていないけれど、豪州のシドニーでも35回をこえるThe Sun City2Surfというマラソン大会が開かれる。
 しかし、これだけ密集した都会というのは世界の他のどこにも存在しない。世界の他の都市に行ってみるといわゆるダウン・タウン、あるいはシティーと呼ばれる都心から離れると郊外的な景色が拡がる。しかし、東京ではどこまで行ってもその切れ目のないうちにもう次の都市が来てしまう。都市の区切れというものがない。そうした条件を考えずに他の世界の都市と同じような行事があるべきだ、という主張はどうもなかなか説得力がない。ホノルルマラソンにしてもテレビ番組でみると実にのんびりとした微笑ましい状況にあることがわかる。しかし、昨日の様子を見ているとあまりにも負担が大きすぎるという感を拭いきれない。それが例えばテロ対策、市街警備対策のシミュレーションの場として大変に有効なんだからどうか理解して欲しいというような明確な目的を提示してやるのであればまた違う観点からの検討のできるだろう。
 それを表に出すことができないのであれば、あれだけ密集した都市機能を6-7時間も停止させることについては非常に疑問があるといわざるをえない。周囲を横断禁止になってしまって脱出のできなくなってしまった雷門東部町会には消防車が駐在した。管内をコースが横切る警察署では万一に備えてコースの向こう側に仮の拠点を設けて備えていた。ランナーの皆さんには本当に申し訳ないけれども、生活機能を考えるともう少し郊外でやるべきではないだろうか。あるいは港湾地区で行うという方法はないのだろうか。
 1997から始まり、全部で45,000人が参加するというこちらにサイトがある「香港マラソン」ってのは実際、どんな具合になっているんだろうか。ホノルルのように観光客集客の一助となっているということなんだろうか。
 天井クロスの張り替え終了。六畳分の天井を張り替えるのに下地処理を含めて三日かかる。