ほぼ足りてまだ欲 その先

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オアゾ

 ついに文春文庫の「驚異の百科事典男」を発見した。なんと二冊並んでいた。なんとも壮大な話だ。ブリタニカを全部読もうというわけだ。今年の8月に出た文庫本なのに、他はどこに行ってもこれにお目にかからない。多分八重洲ブックセンターにはあるんだろう。文庫の所を歩いていてこんなものを発見。「在宅で死ぬということ」押川真喜子(聖路加国際病院訪問看護科ナースマネジャー)文春文庫 2005,11,10 そして新刊本の所にいき、やたら売れているという「生協の白石さん」を立ち読む。うん、予想通りであった。びっしりとリクエストと白石さんのお答えがあるのかと思ったけれど、ほどほどの量であった。「例えば・・」として人から聞いた話がいくつも出ていた。だから、買わなかった。
 少しぶらつくと「戦陣訓の呪縛 ー捕虜たちの太平洋戦争」というタイトルを発見。書いたのはウルリック・ストラウス。1926年生まれで、1933〜40年の間東京に滞在。1978〜82年の間那覇駐在米国総領事。カウラの捕虜収容所についても触れられている。保阪正康の「東條英機天皇の時代」が一冊になってちくま文庫から出ている。どこかで見たけどなぁと思ったら文春文庫から上・下二巻になって出ていたものである。つい先日古本屋さんでようやく見つけたばかりだというのに。しかし、こうしたケースはとても珍しいのではないだろうか。最近保阪の名前がクローズアップされてきたということでもあるのだろうか。「あの戦争は何だったのか」が売れたおかげかもしれない。多作の保阪正康はこれから露出度が上がるかもしれないな。
驚異の百科事典男 世界一頭のいい人間になる!在宅で死ぬということ (文春文庫)