葉書の宛名

　4月に母が死んで今は喪に服しているわけで（そのように見えませんよといわれても反論ができない）、「年末年始のご挨拶を失礼します葉書」の宛名を書く。今の所はまだ万年筆で手書きにする。そのうち書ききれなくなってラベルになっちゃったりするかもしれないが、今のうちは書けるから書いていくつもりである。それにしても随分おつきあいの範囲が狭くなってきたものだなぁと感慨深い。企業組織に属していた時は全くの義務に駆られている葉書が多くて、今になってみるとその中の非常に限られた人としかつきあってはいないのだ。