ほぼ足りてまだ欲 その先

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日本のバスケットボール

 昔はあんなに熱中して代々木第二へ通ったのに、今の日本のバスケットボール界にはとんと疎くなってしまった。日本バスケットボール協会はかつてからガタガタして、ワールドカップを招聘して大赤字を作り出したり、プロ化への道を企業に振り回されてグズグズしているうちにBJリーグを作られて、最初のうちは田舎リーグなんか相手にならない、とでもいわんばかりの扱いをしているうちにどんどん差ができてきた。
 テレビ中継だって、BJはCSにしろ随分中継をしていた。現場の雰囲気を見ると相当に盛り上がる。未だに観客数はどうなんだろうという程度だけれど。
 JBLは、今年から田臥が入ったリンク栃木ブレックスが、アイシンを三連勝で倒してチャンピオンになった。田臥はようやくNBAへの未練を断ったのだろうか。それにしても企業チームの勢いは全くなくなりつつあるようだ。時代の趨勢はBJのような、サッカーのJ-Leagueに習ったような運営の仕方でないと成り立たなくなっているのだろう。
 栃木は企業チームではない。むしろBJのチームと同じあり方ではないか。先シーズン終了後の報告では栃木のシーズン決算は黒字だったという。どこまでどんな計算でそれが成り立ったのか、私は知らないからなんともいえないけれど、企業のスポーツに於ける役割の重みは随分減少してきているのだろうか。
 2013年発足を目処としてBJとJBLは合同することになっている。これまで牛耳ってきたJBL側がまったく新しい認識で取り組むことができるのか、否かにその成功は掛かっているといっても良いだろう。つまり、これまでの面子を捨てることができないと、成功できないだろう。