ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

東北本線

 先週末の福島への往復に東北本線の鈍行を利用したと書いた。東北本線は福島から南に行くと、上り線と下り線が揃っていない区間がいくらもある。ひょっと気がつくとあたかも単線なのかと思うような有様で、一体全体これはどういうことかと思っていると右側に対抗線路が遠ざかったり、平行したりする。あぁ、これはきっとかつては単線だったんだけれど、複線にするためにこうしたんだろうなと納得できちゃいそうな解釈をするんだけれど、ウィッキペディアで見ると、勾配が急なので、揃えて敷設することができなかった、というようなことが書いてある。なるほど、素人考えで納得しちゃいけないんだ。
 福島から南福島への間に幅の広い河川敷を鉄橋で渡る。そこには「荒川」と書いてある。そりゃいくら何でもあり得ないだろうと思って帰ってからGoogle Mapを見たら、なるほどそれは「荒川」で阿武隈川に流れ込む支流だった。県庁までいったら阿武隈川に面しているのだった。
 そうそう、私が小さい頃の相撲取りの名前で「信夫山」というのが確かにいた。福島市の北に信夫山という小高い山があるのだけれど、なにか関係があるのかと思ったらあの相撲取りは福島県伊達郡保原町(現伊達市)出身だという。福島市ぴったりではなかったけれど、取り敢えず福島の出身だったのだ。
 なんでもこの信夫山には中島飛行機が戦争中に広大な地中工場を建設したんだそうで、戦争末期には航空機エンジンの組み立てを始めたというが、わずか7機製作したところで終戦になったと伝えられているとウィッキペディアがいっている。これについても紺野滋氏からお伺いした。