ほぼ足りてまだ欲 その先

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辺野古

 漁協が漁業権を放棄、いや、売り払って、自・公政権は仲井真県知事に埋め立て許可申請を出した。沖縄の負担を軽減する、というのがアベシンゾーの言葉だった。一体どこが軽減されるのか。なぜマスコミの現場記者はここを聞かないのか。普天間地域が本当に軽減されるのか知らないけれど、その分が辺野古のあの海を埋め立てて放棄することで賄われるということのどこが「軽減」されるということなのか。あの辺野古の海は米軍による占領が終わった時に元に戻すことができるのか?いや、果たして占領が終わる時は来るのか。
 仲井真県知事は漁協のように金を握って折れるというわけにはいかない。それをやったらおしまいだから。しかし、このまま突っぱねていることができるだろうか。福島県佐藤栄佐久元知事はプロトニウムを燃料として持ってくることに反対をして収賄の罠にはまってしまった。自・公政権はなんでもやるだろう。これまでもなんでもやってきた。小沢一郎をはめ、鈴木宗男をはめ、三井環もはめ、原田宏二をはめ、邪魔になる人間はどんな手を使ってでも表舞台から消してきた。彼が同じ轍を踏まないとは限らない。
 何をいってもオスプレイは平気の平左で夜間の低空飛行訓練が行われ、「安全だと判断できれば」この地震に揺れ続ける国でも原発を動かすと宣言している自・公政権をこの国の国民の7割もが本当に支持しているというのか。そんなはずはないだろう。それほどこの国がどうなっても大企業さえ儲かればそれで良いんだと思っている人たちばかりな筈がないじゃないか。