ほぼ足りてまだ欲 その先

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病気

佐田玄一郎くんの週刊新潮の記事というのがどんな表現をされているのか知らないけれど、どうやら伝え聞くところではかなり重症のよう。時としてこんな人の話を聞くし、これまでだってタイガー・ウッズJFKの話のようにどうしてもその動物的な、人間としての高度な抑制感覚では抑えきれない人がいることは事実のようだ。
しかし、だからといってこんな病気を抱えた人を放置し、その病気から回復できないとしても暮らしていける境遇を与えることをしない周囲にも責任があると言っても良いだろう。彼が委員長を降りただけで終わるということであってはならないのは、国民にとってもそうだけれど、彼にとっても非常に重要なポイントだろう。
翻って考えてみると、国会議員の中にはこの種の病気を抱えた人がいくらもいるのかもしれない。にもかかわらず、周囲の生活の糧サイクルの中に組み込まれているということで、解放してもらえない立場にいる気の毒な人だ。例えば先になくなった中川某なぞはアルコール依存が囁かれていたわけだし、軽はずみ発言多々あって立場を棒に振った元首相だってその点で病気だったかもしれない。
世襲議員の多くはそのサイクルから脱出することができずに、苦悶しながら暮らしている可能性は高い。つまり「金儲けマシン」と化してしまう。いくらこうしたことを慮ることができたとしても、テレビ・新聞が「自民、圧勝!」と煽るだけで全部吹き飛ぶ。

簡単な話だ。