因果なことだが米国のプロフェッショナルフットボールリーグ、National Football Leagueに興味を持ち続けてもう30年は確実に超える。一体いつからこういう事になったのか、殆ど覚えていない。アメリカン・フットボールを見るようになったきっかけは高校の同級生の兄貴が大学でプレイしていて、その人がライスボウル(当時は東西学生のオールスターゲームで国立競技場で行われていた)に出場したのを見に行った時だろう。多分それまではよく知らなかったに違いない。
1979年の暮れから米国ユタ州のSalt Lake Cityに2.5ヶ月滞在したときはSUPER BOWLでPittsburgh Steelersが勝ったのを覚えており、あの時には既にかなり詳しくて米国人にどうしてお前がそんなことを知っているんだと聞かれた記憶があるから、既にNHKかNTVが録画かなんかで後藤完夫の解説で放送していたのだろう。
しかし、残念ながら一度も生でスタジアムで見たことはない。なにしろ試合数が少ないからそんなチャンスに恵まれるということはなかなかない。
この時期になるとプレイオフになって目が離せないことは前にも描いたけれど、どうしても日本の夜中から朝にかけての試合になってくる。これで暑かったらローマオリンピックの時にラジオを耳に押しつけて聞いていたのを思い出すのだけれど、フットボールは寒い時期の放送だから、また違う気分になる。