先日の東京都知事選挙の投票率は実に情けないことに50%に達することがなかった。いろいろな理由をつけて、選挙に行かなかった言い訳をする。投票するに値する人間がいなかった、なんて。そりゃしょうがないだろう、そういう程度の国なんだから。その中からまだマシな奴を選ぶしきゃないのだ。そうでないなら、君が立候補するしきゃないじゃないか。
そんな言い訳は聞きたくないというよりも、理由にならん。そういう人は「ごめんなさい、私、さぼりました！」とわびを入れて罰金を払って貰おうじゃないか。権利を捨てたのだ。義務を果たさなかったのだ。日本人のこの辺のいい加減さはたとえば集合住宅の管理組合総会を見ても良くわかる。出てくることさえしない。「管理費という金を出しているから」良いではないかと思っている。それなら、所有するということをしないで賃貸住宅に暮らすべきだろう。
そんな堅いことを言うなよ、という。義務も果たさずそんな調子の良い暮らし方があってはならないだろうと思う。だったら、のっぱらのど真ん中にぽつんと建っているような家に暮らして貰いたい。それだったら自分の勝手だ。
選挙に加わらないのだったら、その分ごめんなさい税を納めて貰いたい。自ら行動を起こすことができない、そんな気がないのであれば、罰金を徴収するべきだ
