ほぼ足りてまだ欲 その先

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節穴

小渕優子経済産業相は7日、就任後初めて東京電力福島第一原発を視察した。視察後、廃炉や汚染水対策について「全体としてコントロールされている」という認識を示した。
 小渕経産相は視察後、Jヴィレッジ(楢葉・広野町)で報道陣の質問に答え、「個別のトラブルは発生している」と認めた。ただ、各モニタリング結果を見ても「放射性物質の影響は福島第一原発の港湾内で完全にブロックされている」と強調した。
 経産相としての課題に「原発事故対応と福島の再生」を挙げ、近く佐藤雄平知事らと会談したい意向を示した。( 福島民報2014/09/08 08:44 カテゴリー:主要 )

 最近どうせくだらないニュースしかいわないんでNHKの夜7時のニュースもすぐさまBSの旅行番組に切り替えちまうので、これがニュースとして報じられたのかどうか、知らない。けれど、これはもちろん(わかっちゃいるけど、こぉりゃてぇへンだ!と大騒ぎしたらとんでもないことになっちゃうんで)わざとわかっていない振りをしたに決まっている。始末に負えない状況になってしまっているのにもかかわらず、知らん顔をしているということに違いない。これは相当に地元を馬鹿にした発言だ。
 かなり危険な状態であるにもかかわらず、地元の人がもう帰れないんだと諦めざるをえない状況宣言してしまったら、その後の賠償がどこまで青天井になっちまい、重要な部分を失うことにもなるからこう言い張っているんだろう。
 しかし、もし本当にこの人が自身で「コントロールされており」「港湾内でブロックされている」と思っているんだとしたら、はっきりいって無能であって、こんな役職を任せている場合じゃない。危険な状況の実態をつかむことができないだなんて、全くの能力不足だ。いや、むしろ気の毒な状況だといって良いだろう。今ならまだ遅くないから、早く辞めさせてあげろ。
 目が節穴だ。