ほぼ足りてまだ欲 その先

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通夜

 昨年の暮れに友人のお母さんが他界され、その通夜があった。94歳だったそうだ。30年ほど前からそのお宅にはお邪魔させていただいていたけれど、早くに旦那さんをなくして、女手ひとつで三人の子どもを育てたお母さんは私たちがお宅にお邪魔しても、イヤな顔ひとつしないどころか、歓迎してくださった。踊りの仲間と楽しく交わっていることを嬉しそうにお話しくださった。息子さんを若くしてなくしてしまったので、これで二人の娘と犬だけの家になってしまった。
 それでも、今日は彼女の入社時代からの会社の仲間が来ていて、私も話しに入れて貰った。皆さんほとんど私と変わらない年代で、ベビーブーマーとその直前のあたりの方々で、二部授業とか、プレハブ校舎だとかの話になった。そんな話と一緒に、親の介護話が出てくる。昨日の新年会と話題は全く同じだ。最後まで一人で残ったら悲しいことになるなぁなんて。
 あのハッピーなお母さんを送る晩にふさわしい話かどうかは別にして、こんな話を子どもたちがしているのを知ったら、大笑いしてくれただろうとは思う。