ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

議論

 自民党公明党連立安倍晋三政権は衆議院で100時間を超える「議論」をしたという。そして「戦争法制」を強行採決をした。そして参議院でも特別委員会の審議時間はそろそろ100時間になるというが、安倍晋三(国民から奪う)内閣は「議論」を尽くしているという。ちゃんちゃらおかしく、ヘソが茶を沸かす。
 野党委員が指摘することに対して正面から反論することができているのかといったら、全くそんなことはなくて、ろくすっぽ出てきやしない安倍晋三にしろ、出席はしているものの、ろくな対応のできない中谷某にしても、彼らがやっているのは「議論」ではなくて、ただ単に「問題がない」といって指摘から逃げ回ることでしかない。
 なにしろ立法府を無視して行政がかってに「この時までには法制化できるんだ」とお代官様に約束して歩いていることにしても、そんな一言一句一致する報告書が存在しない、従って問題は存在しないと言っている。この論理が、例えば、法廷で通用するとしたら、その国の司法はまったく正義を失っているといって良いだろう。彼らのいっている「議論」というものはまさにそんな程度のまったく意味をなさない、無価値のものでしかない。これをそのままにして、この法律が成立できてしまうのであったら、これから先、この国はかつてのアフリカ・コンゴアミン政権に負けず劣らずの独裁ファシスト政権となる。
 日本人はこんなにバカだったのか。