普通、元日にはその歳の抱負なんてものを書かなきゃならねぇんじゃ？ってところですが、昨年を振り返ってみます。
いろいろなことが山のようにあった年でした。集合住宅の管理組合の役員の当番は一年先に伸びるという噂があったので、大旅行の計画を立ててしまった。そうしたら、先にのびるってのはダメになったという話。しょうがない、皆さんに平謝りをして、3回ほどの月の会議を欠席させて戴いて旅行を遂行することができました。もうしばらくはそうそう旅行はできないでしょう。よく遊びました。
バンドも数回人前で演奏することができました。風邪気味なところで無理矢理に練習をしちゃって、逆に声が出なくなった本番もありました。聞きに来てくれた友人たちに平謝り。「あれはあれで良かったよ！」といってくれるのが友達の良いところでございます。 年の暮れになって、バンドの中身もままならなくなり、とうとう構築し直そうということになったのはつくづくも残念だったけれど、自分の見る目がなかったことから皆さんに大迷惑をおかけしてしまいました。趣味というものはおおむねそんなものですが、レベルや知識でほどほど話が合う、という程度でないと歩幅や足の向きが異なります。ガキの頃からそんなことはよくわかっていたはずなのに、この歳になってもまた同じ轍を踏むという奴。情けない。
たくさんの尊敬している人々が他界してしまったのが残念です。中でも鶴見俊輔が他界してしまったのはかなりなショックでした。死なない人なんていませんから、いつかその時が来るわけですが、安倍晋三がこんな無茶苦茶なことをしているこの時にいかれちゃうとは大ショックでした。
それにしても、なんでございますねぇ、こんなひどい政治の社会に生きるときが来るとは思いませんでしたねぇ。何しろ私は自分が良い歳になった時には、この社会は格差もなくなって、素晴らしい社会がやってくるに違いないと希望を持っていました。だから、今の若い人たちがどれほどの希望を将来に持てているのかと、大層気になります。おまえなんかの心配にかかる必要なんぞありゃしねぇやい！と啖呵を切られちゃうかも知れませんが。
