ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

映画『ドラフト・デイ』(原題: Draft Day)

 ケビン・コスナーの映画で制作2014年。WOWOWで夜中に見た。Super Bowl直前の週末の夜中に見るにはふさわしいんじゃないだろうか。
 なんだか野球映画の「Money Ball」を思い起こさせるような映画で、あれはブラッド・ピットが主演で、オークランドアスレティックスの実在するGMの物語だった。あれもドラフトの話が出てきて、電話であぁでもない、こうでもないと時間に追われてやりとりするところがかなり面白かった。
 こっちの映画はまさにそのドラフトの日、一日の話で、その中にはLoveも家族のしがらみも、フットボールのお約束ごとも盛りだくさんで、最後に山を乗り越え、「良かった、良かった!やったじゃないか!」の万々歳だ。映画としての評価はかなりどうでも良いようなものだったらしけれど、驚くべきはこの映画が日本で公開されていたという事実だ。
 私はまさか日本で公開されていたとは思いもしなかったから、劇場で見てもいない。いくら日本でNFLのファンが増えているとはいっても、Super BowlをNHKが生中継するんだといっても、そのテレビ放送の大半は生なら平日の朝ということになってしまうし、シーズン・ゲームだってそのテレビ放送はNHKでも録画で真夜中だし、民放の生放送といったらCSのGaora日テレG+くらいでしかないから、忙しく仕事に追われている世代はとっても見られやしない。
 私もさすがにNFLは生で競技場で見たことはない。ひとつのチームのホームゲームが年間に8試合くらいしかないんだから、ハナから切符を入手できるとは思ってもいない。
 この映画はCleveland Brownsが舞台だけれど、NFL全面支援映画だそうで、各チームの本拠地が出てくる。ちなみに今シーズンのBrownsは3勝13敗でAFC北地区の最下位。シーズン半ばに7連敗。