ほぼ足りてまだ欲 その先

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むのたけじ

 NHKETV特集 アンコール「むのたけじ 100歳の不屈」を見た。むのたけじが昨年横浜であった講演会で喋っていたのが出てきて、凄いことをいっていた。再現できないけれど、ジャーナリズム、死ぬ気でやれといっているように私は聞いた。それをNHKの現場のスタッフはどう聞いたのか。籾井に見せてやれ。もっとも奴はこれを見てもなんとも思わないのだろうけれど。やっぱり無駄だといわずに私たちも抵抗を続けなくてはならないだろう。言い出さなくてはならないだろう。黙っていたら、またあの原発のように後悔することになるだろう。
 戦後60年のタイミングで琉球新報社が「沖縄戦新聞」というものを作ったのだそうだ。これはあの戦争の時には軍隊が検閲を繰り返し弾圧してとても書けなかったものを正しく書いたらどう書けるかを実行したものなのだそうだ。むのたけじはこれを見たときに「やられた!」と思ったそうだ。大政翼賛体制となって、新聞はみんな戦争参加を続けた。3月10日の空襲の惨状を見て回ったむのたけじは、それでも新聞は「損害軽微」と書いたといっていた。その後この「沖縄戦新聞」は別刷りの本になったそうだ。2005年度新聞協会賞を受賞したという。どこかでこれも読んでおくべきだろう。読みたいが区の図書館にはやっぱりない。
 参考にこちらを。