ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

薬から本

 毎朝吞んでいるコレステロールの薬が切れてきちゃったので、病院に行って処方して貰った。数年前からかかっているここの病院は木曜日もやっているし、土曜日の午前中もやっている。薬は4週間分出してくれるんだけれど、4週間ごとに小一時間待合室で時間を潰すのが大儀でなかなか行きかねる。今度は3週間後に区の健康診断をやることにした。来月の誕生月の前後3ヶ月間くらいに受けることができる。面倒なのは検便だ。
 地下鉄に乗ってまた銀座に出て、ビックカメラ有楽町店に行く。昨日はタブレットのケースを探していたのだけれど、それを手に入れてから他のことを全部忘れてしまってそのまま出てきちゃった。
 カメラのソフトケースがもうダルダルになっちまって、気がついたら破れる寸前になっていたことに気がついたのだ。驚くべきことに、まったく同じものをまだ売っている。それも黒だけではなくて、他に三色くらいがあって、3年経ってもまだ商品寿命が尽きていないってのは日本では珍しいんじゃないだろうか。UNIQLOだったら、とっくにないよ。
 iPadのためにビックカメラのビックSIMを買う。税込み3,228円で、3GB毎月900円/月だというんだけれど、これで足りるかね?
 無印良品の本のコーナーに並んでいるのがどんなものなのかを昨日はじっくり見ていなかったから、時間をかけて全書棚を見て歩いた。京橋のLIXILブックも、先日御代田で入ったお洒落雑貨店が扱っている古本もそうなんだけれど、お洒落で、文化、文明なんだけれど、政治がない。非日常に溢れているけれど、日常の悩ましいことはまったく出てこない。そういう世界がいい、そういう世界に埋没していたい、という人がきっとたくさんいるんだろう。そりゃ僕だって埋没していたい。だけれど、そんなジャンルの本に金と時間を費やす余裕がない。そういう本に埋没してどこかで沈没していたいものだ。
 昨日上がらなかった教文館に上がった。

日本の戦争解剖図鑑

日本の戦争解剖図鑑

 えっ!これってシリーズものなのか!知らなかった。「愚者は自らの経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というのだそうで、これを読んだだけでひたと膝を叩き、あ、だからなのか、あいつは歴史に学ぶことができないのだと疑問が氷解。
 白村江から8月15日まで図入りで解説してあるので流れを理解するのには参考になるのだけれど、そもそもどちらかといったら右に遥かに傾いてしまっているスタンスの書籍であることは間違いない。南京大虐殺だって「中国兵だ!」と書いているくらい。この著者に印税が入るのが釈然とはしないけれど、買った自分が悪い。 朝日新聞集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化、だそうだ。第5期が今募集中なんだけれど、8回で参加費が約7万円というのはかなり壁が高い。毎回集英社から新書で出ている。第5期も新書で買おう。
戦争中の暮しの記録―保存版

戦争中の暮しの記録―保存版

 NHKの朝ドラのおかげで、暮しの手帖絡みの書籍がたくさん巷に溢れるようになって、おかげで昔買わなかったこんな本も手に入るようになったわけだ。なんだかやっぱり我ら爺さん、婆さん世代のために、この手のものがどんどん出てくる。芸術新潮なんてサザエさん長谷川町子だなんていっていて、欲しいなぁと思ったんだけれど、中をぱらぱらとめくると、その他のページがとてもじゃないが、私には許しがたいようなものだったりするのだ。それはあかん。
 とうとう、パソコンのキーボードを交換した。替えてみたら、実に快調。これまで打ち損じが随分出てきて自分もそろそろ焼きが回ってきたなぁと思っていたんだけれど、どうやらキーの接点がゴミまみれになっているんだろう。