NHKのラジオニュースを聞いていると、北朝鮮のミサイルを持ち出してきては、危ないぞ、危ないぞ！と煽るだけじゃなくて、昨夜は「テロが怖いぞ！怖いぞ！」と共謀罪の側面支援のための放送を繰り返し、街で拾ってきたと言って、「こわい、こわい」を連発する。
いよいよ公共放送局という看板をかなぐり捨てて、自公維安倍晋三内閣の広報機関としての活動に専念するつもりのようだ。なにしろNHKといったら、籾井会長のもと、百田経営委員を擁して「政府が右というものを左というわけにいかない」と言わせしめたような塩梅だったから、「白を黒というわけにはいかない」と言った前川喜平とは究極の対角線上にいるわけだ。
こうやって考えても、前川喜平という人物がいかに高邁なる精神を抱えていた人だということが良くわかる。霞が関にもまともな人がいると知って私はとても驚いた。佐川のようなやつばかりだと思っていたからだ。
