ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

さすがに

 朝からの暑さにかなわず、エアコンを動かしてしまう。たまらない暑さなんだけれど、これ、異常じゃないのか・・・。
 しかし、それ以降は温度が上がってこない感じ。
 午後になって空が真っ黒になってきた。部屋の中の湿度がガンと上がる。ぽつっときたなと思ったら、北東側からバケツをひっくり返したようなシャワーが続く。雷も鳴り、雨が上がるとすっかり涼しくなった。夜になっても東からの風が吹き続け、温度だけは下がる。洗濯物が珍しくなかなか乾かない。
 合い挽肉を使ってカレーを作る。暑いときにカレーを食べるのは好きだ。作るのに大汗をかくから余計にうまく感じるのかも知れない。
 夜中になると涼しい風が吹き、短パンでは寒いくらいだ。

Red, White & Blues

レッド、ホワイト & ブルース [DVD]

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 History Channelで2003年にブルーズ100周年を記念して作られた7本のフィルムを放映しているけれど、今晩はMike Figgisがディレクションした「Red White & Blues」だった。数多くの英国プレイヤーが出てきて自分自身とブルーズの関係について語り、唄う。Tom JonesがどこまでもTom Jones節で唄ってみせるのに驚いたと同時に、Tom JonesはやっぱりどこまでいってもTom Jonesだった。
 Eric Claptonの言葉で心に残ったのは「唄は自分のためであって、人に受けようとするものじゃないんだ」というものだ。ちょっと気をつけていかなくてはならない言葉だ。
 そして最後にB.B.Kingが「英国の白人たちが米国の黒人たちに扉を開いてくれた。彼らがこうしてくれなかったら、私たちはまだ地獄にいたといっても良いだろう。その点では彼らにThank you very muchだ」というのだった。
 英国のあの世代のmusicianたちはやはり私たちと同じように、米国軍の駐留兵たちのためのライブハウスで刺激を受け、フランクフルトから放送されていたAmerican Forces Network(当時の日本ではFar East Networkといったけれど)の放送に耳を傾けていたというのだ。その点でいえばむしろ米国のJazzあるいはBluesといった音楽の扉を世界に向けて大きく開いたのは、なんということかあの第二次世界大戦だということも言えるかも知れない。