考え直すどころか、ますます過激さを増すトランプだけれど、これは大変なことをいっている。
これは明白なる民族差別に他ならない。米国各地の空港では混乱を来しているそうだ。
- イランの旅行代理店は、エティハド航空(Etihad Airways)、エミレーツ航空(Emirates Airline)、トルコ航空(Turkish Airlines)から米国行き航空券の販売中止や、米国のビザを所持するイラン人を米国行きの便に搭乗させないことを要請された
- カリフォルニア(California)州に留学中で一時帰国していた匿名のイラン人女性はAFPに対し、2月4日にトルコ航空の便で米国に戻る予定だったが航空券がキャンセルされたと語った
- ジョン・F・ケネディ空港(John F. Kennedy Airport)から入国しようとした、イラク人難民2人が当局に拘束
- カイロ(Cairo)で、トランジットのため米ニューヨーク(New York)のジョン・F・ケネディ空港行きのエジプト航空(EgyptAir)便に搭乗しようとしたイラク人夫婦と子供2人が搭乗を阻まれた
- トランプ氏は記者団に対して「実に順調に効果が上がっている。各地の空港を見れば明らかだ」と語った。その上で「入国をびしびし規制していく。この国が何年も前に導入しておくべきだった究極の入国審査を実施する」
ところが
- 米連邦裁判所は28日、同国内の空港で入国できずにいる難民や旅行者たちの送還を中止するよう関係当局に命じ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による中東諸国からの移民の一時的な入国制限・停止を一部阻止した。
対照的なカナダ
- ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は28日、カナダは難民を歓迎するという温かいメッセージをツイッター(Twitter)に投稿した。