ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

うるさいんだよ!

現象的には声が大きいという特徴がある。
(なんであんなに大きな声じゃないと電話できないんだ?おっさん、おばさんは?
耳が遠くなるというのが原因だといわれているけど、それだけじゃねぇよ。
自分にとってはあくまでも重要な理由 → 自分の中では立派に論理が成立しているんである。
つまり、「私は特別よ」論理である。
実はこの論理はこの携帯電話だけで出てくる話ではなくて、老後の生活の中で最も障害となりやすい「おれだけはちがう」意識である。
これを持っていないおっさん、おばさんは少ないよぉ〜!


この意識は実に始末が悪い。
特に大企業や、官庁に長くいたおっさんと、その世界になれてしまったおばさん、あるいはジェンダー的観点がまったく欠落していた時代から頑張ってきた「わたしはちがうわよ」おばさんにその傾向が強い。
「世が世なれば、私はあんた方とは違う世界の人間なんだ、なんであんたたちと同じレベルで語られなくちゃならないんだ」という意識を持つ。
これは実は非常に解決が難しい。
自らの価値観の明確な逆転が図られなくてはならないからである。
これはよほどのことがないとそれに気がつかないし、それをひっくり返そうとも思わない。