ほぼ足りてまだ欲 その先

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新盆供養

 4月に死んだ母の新盆供養でお寺さんに子ども三人が集合。いつもより電車の乗り継ぎに時間がかかったら、途中で寄り道があったりで、ぎりぎりに到着。副住職に話をする暇もあらばこそ、早速読経をあげていただく。今日は手を合わせて母のことを思い浮かべていると、そういえばあの人は私が高校生から大学生になる頃、ずいぶんうるさいことをいっていたなぁというあたりからどんどん発想が広がって、浪人中のある事件を想い出した。
 それは多分、夏というほどでもないが寒くはない時期の出来事。私の高校の時の友人がわたしたち浪人は除外して、バンドを続け、川崎に当時会ったいわゆるゴーゴークラブのようなところに出演していた。ある日、両親がそろって旅行に出て、姉もいない日に彼らが演奏しているという日がおあつらえ向きにあり、出かけた。何しろ日頃口うるさいのが誰もいないんだから、こういう時に遊ばなかったら罰が(なんの?)あたるというものだ。さんざんそこで遊んで、夜中に帰ってくると家の前に二人の人影。えっ!?なんと近所のおばさんが二人。「お宅のお母さんから電話があって、何度電話しても誰も出ない。心配だから見てきて」といわれてさっきから待っていたんだという。オイオイ、なんちゅうこっちゃねん!とんだ赤っ恥である。話はここまでなんだけれど、私も息子が一人暮らしをしていた時に電話をしても誰も出ないので、心配になり、妻に急遽帰国して様子を見てこいと送り出したことがあるのだった。歴史は繰り返す。