ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

密やかな呑み会

 今日は午後5時から参加者5名の呑み会が開かれる。年に一度、これまでだったら10月に開かれていたもの。何故か4-5日前に電話。10数年前にカブスカウトの隊長・副長が集まって行われるウッドバッジ研修所参加者のOB会である。当時の参加者は全員で20名程度いたはずなんだけれども、どんどん参加者が減り、いまや参加者3名と指導者2名の参加となった次第。私は9年間活動したあと足を洗ってすでに10年経っているのだけれど、近くの団の指導者の方が幹事をしておられるので、お誘いがある。
 この活動は地域のコミュニティー作りの上ではとても意味があると評価しているし、ともに同じ釜の飯を言葉通りに一緒にすることが友人つくりの上では意味があると思っている。特に地元出身ではない私のような者にとっては地域になじむためには理想的かもしれない。しかし、どうしても賛同できないセレモニーがついて回るので自分から遠慮したといっても良い。それでも、当時一緒に活動した少年たちがすでに仕事を持ってバリバリ活躍しているのを知ると嬉しいものである。
 5人のうちの4人がそろったところでぎんぎんに冷えている生ビールをまず呑む。あれ?お通しが何だったか記憶にない。鰤の刺身が美味しかった。サラダがうまかった。大先輩が麦焼酎を梅いりお湯割りで行くと仰るので、ほとんどの人がそれにする。この梅がうまい。それほど呑んだわけでもないのに、大変失礼なことにあくびが出てきちゃったりする。
 懐かしいテレックスの話なんか出てきちゃって、びっくりする。よく打ったっけなぁ。
 25年ほど前はアフリカの事務所との間でテレックスによる(今でいえば)チャットまでしていた。これをやるようになったのはプロジェクトが終盤に近づいた頃のことで、その場その場で決めて行かなくてはならないことがあって、向こうの事務所が開くまでこっちは待っていた。それが概ね夜中過ぎだからこっちは大変だ。何で私に回ってきたかといえば、私の住まいが終電が出てしまっても帰ることができたからである。
 日に一度は「東京ニュース」なんてものを流して、中には野球の結果や相撲の結果なんてものまで流していた。これがまたアフリカの事務所では嬉しいんだよね。今だったらネットでいくらでも自力更生できるわけだけれどね。そうして考えると本当に環境が変わったもんだ。だけれども、あの無理矢理スケジュールの中での支援はプロジェクト・チームの一体感をいやが上にも盛り上げるんだなぁ。それもこれも今のような単なる能力主義だけで割り切っていたんじゃダメなんだよね。
 あれ?何の話だっけ?
 週末の盛り場の居酒屋特有の「2時間で出てってね」(全く失礼な話だ。一体誰がこんな制度を許したというんだ。客が自らこれを阻止せんといかんぞ、こりゃ。)で高野の喫茶室に場所を移し、コーヒーと小さなタルトを頼む(こぉ〜んな小さいタルトを良く造る気になるもんだなぁ)。それでも眠気が覚めない。府中から来られた方がもう帰るの??という顔をされるが、今日はダメだな、これは、だった。地下鉄の中できっと酒臭い息を吐いていたことだろう。すんません。それでも寝てしまって乗換駅、下車駅ではもうほとんど奇跡的に目を覚ます。どうしたんだろうか。最近近所の盛り場に外国人のおねいさんの客引きがいない。どうも都条例かなんかで規制されているらしい。そんなの今までもあったような気がするんだけれど、きっとまたなにか対応策がうたれることなんだろうな。
 「じゃあタルト! 勢い込んでも このサイズ・・・」