ほぼ足りてまだ欲 その先

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頭が痛くなる

 帰り道、まだ降る雨の中さしかかったバスに乗る。中学生、高校生が満載のバスだった。気持ち悪く、頭が痛くなる20分間だった。なぜか。うるさいだけではなくて、彼らが話す日本語がもう徹底的に気持ちの悪いものだった。多分彼らは家ではほとんど喋らないのではないのか。親が聴いたら驚くのではないのか。あるいは親は気にならないのか。飛び跳ねるようなしゃべり方、なにか薬でも飲んでいるのではないかと思うほどのテンションの高さ。簡単に口をつく「死ね」というような言葉。
 人のことは云えない。うちの子どもたちもひょっとすると外では私の知らないテンションの高さで、私の知らない語彙を駆使しているのだろう。それは私が踏み込まないからなのかも知れないのだ。さて、問題は一体どこで踏み込んだらよいのかという点である。家で話している時は普通なんだったら、そんなことをチェックするチャンスがない。昔の幼稚な子どもたちは使い分けるなんてことがなかなかできなかった。今の子どもたちにはどうしてこんなに上手い使い分けができるのだろうか。
 この問題とどこかでは繋がっていると思うのだけれども、今ちょっと興味を持っていることがある。神奈川県警が自転車の取り締まりに乗り出している。二人乗りしていた女子高生が捕まった。彼らの親がどんな発言をするか、に興味津々なのである。どこかで誰かが取材しないものか。というのは、自転車の無灯火、二人乗り、携帯使いながらの自転車なんてのがこれまでほぼ放置されてきたのに、ここで捕まった。「なんでうちの娘だけ捕まるんだ!」と親が警察にねじ込んでいるかどうかを知りたい。というのは、例えば学校での行動で学校から処罰を受けるとなんでも今の親は抗議する傾向にあるからだ。