昨晩寝しなにやっぱりラジオのイヤフォーンを耳に突っ込んだ。日本ハムのことでも何かやらないかなぁと思ったのだけれど、ほとんどやっていなかった。午前一時くらいになって意識朦朧としながら聞いていたら深夜便で宮田輝の「三つの歌」の録音を流していた。あの番組はなんと昭和45年まで続いたというのである。子どもの頃は随分と聞いた覚えがある。しかし、自分が高校生、大学生の時もあの番組があったなんて全く意識していなかった。その録音は結構古いはず。伴奏はピアノだった。唄を想い出さないと宮田輝が助け船を出したりする。ピアノは前奏を何度でも繰り返して出演者が唄うのを待っている。そのピアノを演奏しているのは天地真佐雄という名前だった。そうじゃないのかなぁと思ってググって見ると、案の定あの天地総子のお父さんだという。とんでもなく素晴らしいのが、出演者がどんなキーで歌い出してしまってもその音を右手で捜して、すぐにその和音を左手でつけるという離れ業である。今、こんなキーボードを自分のバンドに抱えていたら、本当に便利だよなぁ〜。一度一緒に仕事をやりたいと思うだろうなぁ。自分の好きなキーで歌い出せばいいのだものね。天地総子は楠トシエと同じように、コマソンの女王といっても良いくらい、コマソンをこなしている。どういう縁なのか知らないが、大学時代の友人の一人の結婚披露宴で、彼女と私が司会をやるという披露宴に出くわしたことがある。余興に彼女は笠置シズ子の東京カンカン娘を自分で持ってきたカラオケで歌った。その時に結婚した夫婦はその後別れた。そういえば私の結婚式司会歴28件のうち5件ほどが離婚している。2割ということになるだろうか。これは高い方だろうか、低い方だろうか。もうこれからこんなことをやることはないだろうから、つまびらかにしても良いだろう。
