近所の医者に先々週の検査の結果を聞きに行く・・ついでに本屋など。
医者に行くとおばあさんが三人待合室におられるがそのうち二人はマスクをしていた・・(あ、うがいをしなくちゃ)。ある検査の検体(あんまり人にいうようなものじゃない)を先生に出すと「なんだまだ出してなかったのか、それじゃもう一回おいでよ?」といいながら、血液検査の結果が大丈夫だという話と酒の量は少し控えてね、という話だった。あの程度の検査で分かる範囲はとりあえず大丈夫ということだけれども、こんな程度では癌は分からないな。
新潮新書の「反西洋思想」を買いにブックセンターまで行くことにした。あそこなら新書がないということはないだろうという読み。
途中にある「ブ」に立ち寄る。中公新書のところに野口悠紀雄の「超」整理法、続「超」整理法・時間編、「超」文章法の三冊が並んでいたので思わず手にしてしまった。この辺は金輪際手を出さないという積もりだったのにもかかわらず。もう一冊は林望の「日本語の磨き方」PHP新書2000。彼の本は「イギリス観察辞典」以来何も買ったことがないというのに。
- 作者: イアン・ブルマ,アヴィシャイ・マルガリート,堀田江理
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
この本は翻訳家の方に教えて頂いたのだけれど、新書には珍しく翻訳物である。原題:OCCIDENTALISM: the West in the eyes of its enemiesで著者はIan Buruma & Avishai Margalit、翻訳は堀田江理。二人の著者については翻訳者が詳しく紹介しているのだけれども、その翻訳者についてはほとんど記載がない。Ian Burumaは日大芸術の大学院に留学したことがあり、8年ほど日本で過ごした経歴があるという。
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
- 作者: デビッドアレン,David Allen,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2006/05/18
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 341回
- この商品を含むブログ (316件) を見る
久しぶりに山野楽器に向かう。先日堪能したカンテ・フラメンコの音源を捜そうというのである。2階の「ワールド」のスペインあたりにいってみると、オ〜!たくさんあってどれがどれやら分からない。一昨日のネットの解説ではないが、世界で一番盛んだといわれる東京のフラメンコ界を象徴するようにずら〜っと並んでいる。輸入盤でもおおよそ2000円強の値段である。アマゾンと相談してまた来ることにする。
ブダペスト・ジプシー・シンフォニー・オーケストラ?100のジプシー・ヴァイオリン
- アーティスト: ブダペスト・ジプシー・シンフォニー・オーケストラ,マルキナ,ハチャトゥリャン,ブラームス,ツェンティルメイ,モンティ,フェラリス,ベルキ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/09/20
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
中のライナーノーツによるとこのアルバムは1999年1月のパリのコンサートのライブの前半だそうだ。ヨーロッパでは後半も含めて2枚組になっているのだそうである。自由闊達。最初からハチャトーリアンの「剣の舞」でぐいぐい引っ張っていく。ロマの音楽は短調のコブシのきいた節回しが日本人に訴えるし、カンテ・フラメンコは日本を含めた世界各地の民謡の唄に間違いなく共通点を持つ。日本人が好きな理由がこの辺にどうもありそうである。ちょっと話は大飛びになるけれど、このアルバムを聴いていると未だに日本の大学に、サークルとしてマンドリン・オーケストラやスペイン・ギターと称するギターアンサンブルが続いている理由がなんだか分かるような気がしてくる。緊迫感のある、完璧に完成されたオーケストレーションでないと許せないという人には全くお勧めしないが、この生き生きとした感じはなんだかタンゴ・クラブで酔っぱらいながらその音の洪水の中に身を沈めているかのようである。矢でも鉄砲でも持ってこいっ!てなものである。
さて、3階の反対側のジャズのコーナーに行ってみると、お〜!長部正太の二枚目のCD「Happy Count」が並んでいる。
Cony Evingsonをもう一枚欲しいものだと思ってヴォーカルの棚を見ていると横におられた男性のところへ女性店員さんが「これのことではないでしょうか」となにやらCDを持ってきている。その方が「お〜!これ、これ、そうそう!」と痛く感動されている。聞くともなく聞いているとどうやらトニー・ベネットの「Duet」のことのようである。「そうだ、そんな話を誰かがラジオでしていたけれど、聞き流していたっけ。そうかあの人に買われちゃったというわけね。しょうがないかぁ・・」と棚を見やると、輸入盤が一枚あるじゃないの。すぐさまカウンターへ持って行くと、なんと今は輸入盤は一割引だというのである。米国のCD屋さんはネット販売にすでに負けているわけだけれども、日本のお店も生き残りで大変である。このCDもiTunes USだったら$9.90だというのだものなぁ。
- アーティスト: TONY BENNETT
- 出版社/メーカー: COLUM
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
京橋まで行ったのでもちろんオフィス・デポにも寄る。あのプレッサ・ファイルが3冊以上買うと一冊あたり359円になるというので3冊買う。その横によく見ないと分からないのだけれどもLIHIT G1700「リクエスト製本ファイル」なるものを発見。70枚くらいであればステイプラーで留めて背表紙を貼るというもの。5冊入って389円だけど、これはASKULで頼むと315円。しかし、自宅だと70枚の紙を留められるステイプラーがない。