私は実は赤福が大好きだった。牛乳は好きではないので、雪印はさほど滅入らなかった。白い恋人もそんなに美味しいと思っていなかったからあれもそれほど感じなかった。けれど、この赤福だけは私は大好きだったのだ。名古屋や近鉄沿線に出張が数多くあって、その度に東京への帰途、名古屋の新幹線ホームできしめんをかっ込み、「赤福」を買い、家に到着して赤福のひとつ分をあのへらでこそげ取って思いっきり開けた口に放り込む。口いっぱいにあの餡と腰のある餅がうまいっ！だったのだ。
それなのに、それなのに、あの若社長は「組織として関与していたわけではありませんっ！」とか再利用した餅は1割に過ぎずあとは焼却しただとか、嘘ばっかりついて目先を交わそうとしてきたのが暴露されてしまった。「そんなん、あやまっといたら、そのうち皆忘れてまうがなぁ」なんていってたんだろう。挙げ句に不二家の事件を聞いて、餡や餅の再利用の証拠書類の一部を廃棄していたっていうんだから。方向性が逆だもの。もうダメだろう。許すべきではないだろう。
「お福」の方は売れているのだろうか？こっちは大丈夫なのか？【追記 071101：やっぱりダメであったか・・。】
