このタイトルはC型肝炎感染者リストの存在を「担当者が急に思い出した」から地下から見つかったと説明した厚労省の役人が「何でそんなことになっていたのか」と聞かれて答えた言葉である。
「私はその時のことを知らないので」と社会保険事務所の担当者に言われたという話を今日のテレビ東京の村上龍の番組で聞いた。
小池元防衛省大臣にたてついて辞めなかった守屋が150回も業者とゴルフで遊び、娘の留学の面倒を見て貰い、その業者の独立に際しては他の企業に資金的支援を仰いだりしていた話といい、航海ログを捨てちゃったと居直る話も、上げた燃料を間違えたという言い訳話も官僚諸兄はそんなことをするために高給を取っておいでなのか。
廃鶏を「比内鶏」だというのも、餡を再利用しちゃうのも、餅も再利用しちゃうのも、豚肉を混ぜて牛肉百%と書くのも、みんな同じ価値観なのか。これくらいなんちゅうこともないでしょう、と思うのだろうか。「透き通っている水には魚が棲まないんだよ」なんてうそぶいちゃってね。そんなところに棲むのは魚も汚いんだよ。
それでも2年も経ったらみんな忘れているだろうから、防衛庁の天皇といわれた男だって、どこかに天下っているんだろう。で、誰ももうそんなことをいわなくなっちゃうのだよ。
その証拠にイラクのサマーワに駐屯していた髭の佐藤が参議院議員になった時にいった言葉はもう語られない。守屋を参考人として呼ぶのであれば、防衛庁(もう省だなんて呼んでやらないのだ)絡みついでにあの佐藤の発言についても参考人で、呼んだらいい。