そういえば最近蕎麦を食っていない。今月の4日には友人のところで、その友人が打った蕎麦を思いっきり食べさせて貰って一息ついていたのだけれど、それから蕎麦らしい蕎麦を食べていない。そんな状況のままネット上で赤城の桑風庵の評判を読んでしまい、皆さんがアップしている写真を見れば見るほどますます蕎麦が食べたくなり、我慢ができなくなってそそくさと身支度をして家の近所にあって、今まで一度も暖簾をくぐったことのない蕎麦屋に急ぐ。11時40分ぐらいだったのだけれども、「ガラッ」と扉を開けるとたたきにあるテーブルにはほとんど座っている人がいてもう食べ終わった人さえいるのにびっくり。一体この店は何時から営業しているというのだろうか。早速天ざるを注文して堪能。天ぷらは大葉、茄子、舞茸、海老二本と、いうことがない。それほど特筆する必要のある蕎麦ではないが、どうやら家族でやっているらしい調理場もすっかり見えていて昔風だ。「泰明庵」に通ずる雰囲気がある。そういえば「泰明庵」にも随分入っていない。そろそろ正午になろうという時間に出たのだけれど、店のテーブルはガラガラ。出前の電話は引きも切らず、どうやらここは近所の出前で賄われているのかも知れないな。
図書館によって「福祉の国のアリス」を借り出す。カメラ用の媒体を買い足す。