ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

恩師

 母校の恩師が今年度末で定年を迎えられるそうだ。大学のサイトで先生のシラバスを見たら、後期の授業でこれまでの集大成ともいえる授業をやろうと決意しておられる様である。久しぶりに先生のスピリットにまた触れたいなぁと、そうすればまた奮い立つものがあるかも知れないぞとも思う。
 学校では科目等履修生という、いわば聴講生という制度がある。卒業生でも5万円くらいが必要で安くはないのだけれど、恩師のスピリットを記録としてとっておきたい。
 ところがどうも聴講を許可しない科目があったりするようで、この科目をきちんと履修することができるのかどうか、なかなか見極めるのが面倒だ。そういえば前回英国についてある先生の最終年講義を聴かせていただきに登録した時にも、その科目の登録が可能なのかどうなのかを見極めるのに、大変にアクセサビリティーの低いサイト内を徘徊してようやく解明した記憶がある。
 取り敢えず電話でこの科目が登録可能かどうかだけ聴いてしまえば良いや、と思って電話する。「恐れ入りますが、この科目が登録可能かどうか教えていただけますか?」とお尋ねすると、電話に出られた如何にも頭の良さそうな女性のお応えは「募集要項をお読みの上、ご判断下さい」だった。正論だな。学校なんかにホスピタリティーを求める奴が間違い。それでは僭越ながら潜ることにしよう。
 それにしてもこの学校の窓口っていうのはどこもかしこも木で鼻を括っていて本当に鼻持ちならない。そのくせ、寄付のお願いだけは何通も送ってくる。まるで選挙運動中の代議士と、当選してしまってからの代議士の違いのようだ。苦笑い。