今日は朝からずぶずぶの湿気にまみれているんだけれど、温度が上がらないから、それでも結構凌ぎやすい。今思ったけれど「しのぎやすい」という言葉は良い言葉だ。なんだか学生時代に箱根の山の施設でアルバイトをしていた頃のことを想い出す。台風が近づくと、何となくじっとりしていて、生暖かいような気候になる。山の合間に雲がたなびく。
でも、あの頃のことを想い出すと、大きな風呂の掃除をして、栓をしたのに、それがキチンとなっていなくて、お客がやってきたらお風呂にお湯がたまっていなかったときのことを想い出す。それを想い出す度に、背筋がゾクゾクとして、思わず「キャ」とでも、「おっ」とでも声を挙げたくなる。なんであの時、キチンと栓をしなかったのかねぇ。
