民主党が政権奪取する前にいっていたのは、自民党公明党政権の間にやりたい放題になってしまっている特別会計の方をしっかり精査して、そこで無駄にやられちゃっている予算を掘り起こして、実際に意味がある使い方に廻すんだという話だったのに、今度はすっかりそっちはまぁまぁ適当にしておいて、取りやすいところから金を集めようという方針になっているらしい。
第三のビールにも増税しようとしているらしいし、今度はなんと軽自動車税をふっかけようとしているそうだ。都会に住んでいたら、公共交通機関を使えばなんとでもなるし、ましてや東京都なんかだと（不良小説家知事になってから金を取られるようにはなったけれど）高齢者は格安で都の交通機関だったら利用ができる。しかし、地方に住んでいたらとてもとても大変。各家庭では各人が軽自動車でも持たないと生活できないくらい。そこからも金をかき集めようというのだから、政権交代の意味がない。
それでなくてもなんでも民営化だといって、鉄道も郵便も取り上げられちゃって、不便この上ない。
先日テレビで日本の鉄道という番組をやっていたけれど、そこに取り上げられていた路線は今や殆どJRに投げ捨てられちゃって、第三セクターになって、消滅寸前、あるいはもう既に消滅してしまった路線ばかりという始末。民主党って、結局は自民党+公明党と何も変わらないということだったのか。
