多田野が日本ハムから戦力外通告を受けていたとは知らなかったのだけれど、彼は12球団トライアウトを受けるも全く声がかからなかったそうだ。つまり、それで終わり。彼の複雑だった波乱のプロ野球人生もこれでどうやら年貢の納め時。
と、思ったらなんと彼に戦力外通告した日本ハム・ファイターズがたった800万円の年棒で再契約したんだそうだ。背番号はなんと65番。どんな理由なんだろうかと思った。
日本ハムの山田正雄ゼネラルマネジャーは「他球団からの話が育成（選手として）だったようで、それならうちでと戦力として採用した」（毎日新聞 2010年12月17日 18時32分）
というのである。
こりゃ一体なんだ？そんな安い給料で抱えられるんだったらこの際抑えておこうかという発想か。それまで3500万円といわれた年俸だったからわずか四分の一。ダルビッシュの離婚と、あ、いやいや、メジャー行きの噂となにか関係ありそうかな？それとも斎藤佑樹の入団と、なにか？
多田野数人は大学時代、早稲田の和田毅と神宮でとことん投げ合った実績がある。早立戦で双方が10個前後の三振を取り合った試合を目の当たりにした記憶がある。多田野についてはこのブログでも何度も触れてきた。ご興味をお持ちの方は彼の名前でこの日記を検索して戴くとズラズラと出てくる。
