都知事選挙の政見放送を見ていますか？私？殆ど見ていません。なぜか。慎太郎が喋るのを見たくないため。そもそも殆ど放送されないですよ。なにしろNHK総合テレビではそれぞれたった2回しか放送されないみたいで、その第一回は既に終わりました。第二回の予定は下記。（あ、今朝早朝にテレビ朝日で見ました！そうか民放もあったか！）
- 4月5日（火）午前5時30分（オイ！誰が見るんだってんだっ！）姫治けんじ、ふるかわ圭吾、杉田健、谷山ゆうじろう
- 4月6日（水）午前5時30分 小池あきら、おがみおさむ、マック赤坂、わたなべ美樹
- 4月7日（木）午前5時30分 石原慎太郎、東国原英夫、ドクター・中松
ま、尤も、それぞれの政見放送はこちらでご覧になれますぞ。しかし、ネットにつながっていない人はこれを見ることはできないわけですし、これしか本人の話を聞くことができないというのは如何なものかとは思いますねぇ。
告示前に小池晃がtwitterで明らかにしていたのは、この政見放送は2回しか収録できないんだそうです。しかも、2回目の収録に踏み切るためには1回目の収録を没にしなくてはならないのだそうです。つまり、2回収録してどちらか良かった方を採用する、ということができないというのです。これ、誰が何を理由にして決めたんでしょうね？一発勝負と同じです。ということは演説をしなれている奴の勝ちです。だから、谷山ゆうじろうの様に途中で頭が真っ白になってしまって、何も出てこなくなっちゃったりする候補者だって出てきてあたりまえです。もっとも、彼の場合は居直ってから以降が大したもので、一見に値しますよ。（こちら 3分経過後あたりから。）
ところで、石原慎太郎の政見放送を見ると（なんだ、やっぱり見てンじゃない！）奴はなんと東京都知事の作業服を着て演説をしているんであります。なんちゅうことでありましょう。これは「候補者」の演説です。知事の施政方針演説ではないのであります。多分どんな格好で政見放送をしなくてはならない、なんてルールはないのでしょう。ないだろうけれど、これはまったくの話、フェアではありません。常識外れも良いところです。元不良小説作家らしい発想です。
ところで、浦安市は千葉県議会議員選挙に関して一切投開票の協力をしないと宣言したそうですねぇ。なにしろ東日本大地震で液状化現象で大きなダメージを受けて、未だに機能が回復していないわけです。選挙を延期するべきでした。私は東京都知事選挙も延期するべき、あ、いや、今年の春の地方統一選挙全体を延期するべきだと思っていたんですけれどねぇ。
（急に論調が変わって驚かないで下さいまし。）
とにかく一度小池晃の政見放送を是非見て下さい。この危機にあって、彼は的確に事態を捉えています。→ こちら。都立病院、特別養護老人ホームの具体策についても触れています。
