先週の朝生の中で勝間和代は「チェルノブイリでは甲状腺癌は確かに増えたけれど、それ以外には人間に与えた影響はデーターとして検証できていない」と発言していたことを今頃になってYouTubeで知った。あの番組がとっくに機能していないことを今更ながら指摘する必要はもうないけれど、北村弁護士、薬丸裕英と共に、中部電力の原発推奨宣伝に出演してギャランティを稼いだ勝間和代だったことを知って、なるほどと合点がいった。彼女としては筋を通したことになるということだろう。
それにしても朝生の中で田原総一郎は「今更原発を止めるべきだなんてことは言わないが」といっているのだけれど、多分世間一般にはこの発言は支持されるのかも知れない。ここで原発を中止したら、多分この国のこの生活レベルを保つことは無理だろうと思っているからなんだろう。
だとすると、この生活を保つためにはこういう危機と隣り合わせで暮らすことを是とするということになる。果たしてそうだろうか。本来的にはこんな手段を弄しなくても、今の生活を保つ術を捜すということに尽力するべきだということではないのだろうか。
