元自民党衆議院議員の柴野多伊三が自殺したという事件を昼のテレビニュースが伝えていた。しかし、彼が詐欺事件の被告として訴えられ、今日がその判決の日だったと云うことは伝えられていたけれど、その詐欺事件がどんな事件で、彼はどんな人間だというのかについては何も伝えられなかったので、どんな人間で、どんな事件だったのかが全くわからなかった。
そんな時にどうするのかといったら私の場合はネットで検索するという行為に及び、彼がバイオ燃料開発会社「日本中油」という会社を興し、架空増資で詐欺を働いたという容疑をかけられている状況だったことを知る。しかし、ただ普通にテレビを見ているだけの(まぁ、有り体に言えばうちの連れ合いのような)人たちは、そんなことがわからない。つまり、テレビや新聞のようなマスメディアを普通に頼っていると、与えられるものを手にするだけなのに、ネットに繋がっているとこちらから情報にアクセスすることができる。ただ問題はそれが真実なのか、バイオスがかかっているのかという点を自分で判断して行かなくてはならないのだけれど、それは新聞・テレビでも全く同じなのだ。
「朝生」にでていたというのだけれど、私には全くこの男の記憶がない。
