日々の生活はとにかく積み残しの連続で、私の生活には読み残しの本もいくらでもあるし、書き残したエピソードもたくさんあるし、整理し残したままの資料もいやというほどあるし、連絡を取るべきだなと思う人もいくらもそのままにしてしまっているし、自分の意見をはっきりさせなくてはならない事態も次から次に発生して来ちゃっていてなんだか何もしていない自分であるということを証明させられている日々のような気がして仕方がない。
歌も唄いたいのか、唄いたくないのかわからないし、資料を集大成するのにしてもどこを切り口にしたらよいのかも決めていないし、ぐだぐだしているうちにまた一年が終わってしまって、残り時間がどんどん減っていっている。だから、焦ればいいのに、そんな気配はなかなか起きてこないし、どうもつれ合いはなんにもしていないじゃないかと思っているらしくて、時として驚くようなことをポツッと言う。相手が何もしていないのは焦るんだろうか。そうなのかも知れないなぁ。
本当のことをいうと、実は何もしたくないんだなぁ、今は。
