昨日の代々木公園に集結した人々は主催者発表ベースで17万人で、警察発表で7万人と、その間には10万人分もの差がある。先週金曜日の官邸前抗議行動では主催者発表ベースは15万人で警察発表はなんと2万人（東京新聞2012年7月14日 朝刊）といわれていたようだ。
これだけ大量な人たちが同じ意見の元に集結したんだといいたい方と、いやいやそんなこたぁない、そんなに反対する奴がいるわけじゃないんだとしたい権力側との意向だとしても、いくら何でもこんなに差が出るわけはないのであって、昨日の場合は真っ昼間だし、ヘリコプターは一番多いときで9機も上空を飛んでいたんだから、より正確を期した推察ができてもおかしくないだろうに、なんでこんなに開きが出て良いということになるのだろう。
あの悪評さくさくの後楽園の東京ドームだってかつては入場人員は満員だってんで56,000人といい続けていたのをちゃんと数字を出すようになってきているんだっての。何も一桁まで出せだなんていわないけれど、こんな開きをそのままにしておく時代じゃないだろう。
そんなの、民主党政権がやる意見聴取会のやらせとどこが違うんだよ。
産経新聞には昨日の17万人集会については全く掲載していないんだそうで、一面トップの東京新聞とは大きな開き。色合いくっきりなんだけれど、それをわかって読む人たちばかりならばよいのだけれど、それが一人歩きするのがねぇ。
