ほぼ足りてまだ欲 その先

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箱根駅伝往路

 ケニア人のランナーは本当に凄いなぁ。ぼんぼん抜いていく。日本のランニングの実力が世界的にどの程度のレベルなのか、象徴するような場面だった。ケニア人のランナーは日本以外にどこか他の国にいって活躍しているのだろうか。駅伝なんてものはこの国にしかありそうもないし、マラソンのためにだったら、世界各国をぐるぐる廻る方がチャンスがあるだろうし。
 箱根の駅伝の想い出はこれまでに何度もここに書いている。子どもの頃から正月は必ず駅伝だった。何でかというと、正月といったら箱根にあがるのがうちの習慣だったからだろう。うちの親父は今から考えるとかなり重症な水虫を病んでいた。いつからそうだったのか知らないが、あれは従軍のお土産だったのかも知れない。確かに仕事はいつでも作業靴の編み上げを履いている現場だったからそのためかも知れない。その治療には硫黄の温泉に足をつけているのが効くんだということだったらしくて、私が物心がついた頃からはすでに正月、夏休みは箱根の芦の湯という温泉にいくのが習慣になっていた。
 だから、雪が降ろうと、氷雨が降ろうと、箱根にあがった。芦の湯には温泉旅館が二軒しかない。ちょっと歩くと国道があって、そこを駅伝が走る。
 ちなみにわが母校は1968年以来この箱根駅伝に出場していない。だから、ここまで復活してきた青山学院大が羨ましい。どうやってここまでの復活を成し遂げたのだろうか。 かつて横浜国大や、横浜市立大、東京教育大が出場していたのが嘘のようだ。
 今日は南風が強くて、みんなが辛そうだ。