ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今週のお題「卒業」

 なんだか久しぶりに「はてな」のお仕着せにお応えいたす所存なり。昨日の夜中に「ラジオ深夜便」で、あろうことか「仰げば尊し」がかかったりしたんである。この歌を唄ったのはそんなにたくさんあるわけではない。それなのにどうして私たちはこの歌の歌詞を覚えているんだろうか。
 小学校の卒業式は全く良く覚えていない。最後の一年間だけを過ごした小学校のどこで卒業式をやったのかも覚えていない。
 多分中学校の時はバスケットボールが二面分の体育館でやったことはおおよそ見当が付く。古いアルバムを見ると5-6人の男子クラスメイトと一緒に撮った記念写真が残っている。先日、某先輩の高校時代の後輩という私と同じ歳のおじさんが、そのうちのひとりと高校で同級生だったという話になって驚いた。今カリフォルニアにいるらしい。
 高校の卒業式は今はもうとっくにない古い講堂でやったのだろうけれど、浪人決定組だったから、これまたブー垂れていたのかほとんど記憶にない。
 大学の卒業式は学部別の卒業式で、当時は親が来るということもほとんどなかったし、他の学部の友達の卒業式まで出たりして、なぜか一日中学校にいた。
 確かにこの4回の卒業式のうち何回かは「仰げば尊し」を歌ったはずだし、つい詰まったりした記憶もある。あの歌は訳もなく涙に詰まらせる効果を持っておる。
 それにしても大人になってから入った大学の入学式でも卒業式でも、親がたくさん来るのには驚いた。