選挙制度を5議席減らすだなんて小手先のちょちょいのちょいって奴で乗り切ろうというのは大きな間違い。人口比で選挙区を構築し直すというのは、都会、つまり人口の密集地に発言者が集中してしまうことになるじゃないかというのはあまりにも視野の狭い考えだということではないだろうか。
これはまるで日本の国会議員は衆議院の小選挙区選出議員しかいないということになっているかの如くである。
ここまでいえばもうわかるのだけれど、日本の今の衆議院議員には小選挙区だけでなく、比例代表区というものもあるし、衆議院だけではなくて、参議院にだって国会議員というのは存在しているわけだ。彼らは何のためにいるのか。彼らこそ大局的に立ってこの国全体について考えを思い巡らせて考えなくてはならないはずだ。
それが今現在できていないのだとすればそここそが間違いの元だ。