ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

いくらなんでも

 電気料金だ、ガス料金だ、トイレットペーパーだ、小麦粉だ、何だとどんどん値上げ、同じ料金でも量が減少製品が続出だって訳で、なにしろの2%インフレーション奨励政策を大推進のアベシンゾー内閣に呼応して「できることは何でもやって2%のインフレーションだ!」と自分の立場をなんだか取り違えちゃっている日銀総裁の出現で、われら年金生活者は支出の増大を迫られておる。もちろん社会に何の役にも立っていない身であるから、せめて消費を増やすことで巷が潤うことに少しでも貢献できればいいとは思うけれど、挙げ句の果てに法人税を減税しようじゃないか、社員の解雇をもっと自由にできるように労働法制を変えていこうとするアベシンゾー自公連立政権の動きを見ていると、オイオイ、ちょっくら御免よ、こりゃ違うんじゃないかいといいたい。
 これではまるで大企業さえ潤えばいいといっているように聞こえやしないかい?挙げ句の果てに、この失われた20年の間にだって内部留保をたっぷりやって、中にはヒット商品がいくらやっても生まれやしないのに外国人の社長に目の玉が飛び出るような金額のサラリーを支払い続けてきたメーカーだってあったじゃないか。
 それだのに、まだ6割を超える「お人好し国民」がこのアベシンゾー内閣を支持しているとマスコミ各社は「どうだ!みんな賛成してる!これに反対しているのはお前みたいなへそ曲がりばかりなり!」と言い続けているんだけれど、これは一体、本当なのか?インフレになる日をこころから待っている一般(一般じゃないってのは誰かという議論は置いておく)国民というのは一体誰なんだ?
 まっこと、良くわからんのだ。おかしいなぁ。