月刊「文藝春秋」2023年1月号、2月号に保阪正康が書いたものが単行本となって出版された。主に半藤利一と保阪正康が参内して現在の上皇と上皇后、つまり明仁さんと美智子さんと話した内容を記録した、というもの。実は当時、保阪正康が開講していた朝日カルチャーセンターの懇親会で「これはオフレコだけれど」といって保阪正康が、すでに何回か、半藤利一と宮中へ呼ばれて話しているんだと話したことを、どうせこんなブログだったら誰もチェックしないだろうと、高をくくってそう書いたら、ACCから電話がかかってきて、すぐさま削除するようにと指摘されて驚いたことがあった。私は保阪正康にお詫びをしたけれど、あとから考えたら、一体誰がこんなブログをチェックしたんだろうと、空恐ろしくなった。多分検索すれば出てきちゃうんだろうけれど。
私はこの「大いに語る」というタイトルがあまりにも陳腐で気に食わない。
一週間か10日に一回くらいは銀座まで出ていくが、今日は教文館から京橋のモンベルへ足を伸ばした。四丁目の和光の前も、そしてモンベルもとても平日とは思えないほどの人が出ていて、その半分近くは外国人だった。モンベルにすら外国人がやってくる。年明けの極寒地への旅行にどんな服装で行くのか、未だに決められない。なぜかというと、その足で南へ下るという強行軍日程だからだ。