ほぼ足りてまだ欲 その先

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父の日

こんな日があったことを忘れていたというよりは、こんな日はまがい物だと思っていたので、自分としてはどうでも良かった。子どもが幼かった頃はそれでもなんかあったような気がするけれど、概ね、自分の誕生日と同じで「何とか券」をもらっていたような気がする。
自分が子供の頃には「父の日」なんてなかったのではなかったか。「母の日」はあった。学校で赤いカーネーションと白いカーネーションの造花を買って胸につけた記憶がある。あれは赤い羽根と一緒だったのだろうか。それにしても、なんで「私には母はいません」宣言を子どもにさせるのかということでやめになったのではなかったか。だったらそんな日はやめちゃってもいいような気がしないでもない。単身親の子どもにとってなんだか辛い日ではないのだろうか。親が離別した子どもにとってはなんだかなぁという日ではないのだろうか。商魂はどんなものにもまさるのか。父の日でなくたって、感謝しなくちゃならんし、母の日でなくてもありがたいと再確認しなくちゃならんのだよなぁ。
わが父に「お父さん、今までありがとう!」なんていったことがないよなぁ。そんなことをいったら、きっと大きな声を出して混ぜっかえしたにきまっている。私がまさにそのままだもの。