ほぼ足りてまだ欲 その先

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やっぱりね

 日本人の半分はちゃらんぽらんだということは前からわかっていた。しかし、自民党があんなに明確に「これからはお前らの好きにはさせないぞ」といっているっていうのに、「どうぞどうぞ、あなたがやることには一切文句は云いません」っていっているんだからもうなにをか況んやだ。
 マスコミがいう通りに行動するもう半分はこれはもうほとんど奴隷といおうか愚民といおうか素直といおうかなんもせんといおうか実におおらかなものだ。
 多分こうなるんだろうとは思っていたけれど、実際になってみるとほぼ絶望的である。反原発を標榜する山本太郎が当選したが、多くの自民党公明党に投票した人たちは彼一人で何ができるというのか、といっていることだろう。しかし、彼を65万余の有権者が支持したことの重みは大きい。マスコミは多分彼を小沢一郎のように無視していこうとするだろう。そうすれば殆ど潰すことができるからだ。ネットがこれだけ発達してきているのだから、それを指摘し続けることが必要だろう。
 丸川珠代の一体どこを見て100万人が行動したのか。それは何も見ていない、見せていないからなんだろう。
 今回の選挙結果は民主党が作ったことは間違いがない。彼らが自らこの国をぶっ壊したのだからだ。その点では野田佳彦の責任は非常に大きく、多分彼の名はこの国の歴史に殆ど残らないだろうけれど、この国を三流国に落とす役割の引き金を引いたといっても良いだろう。

 朝日、共同の集計によると今回の投票率は52.61%で戦後三番目の低さ。最低投票率3回はいずれも平成になってからで、今や日本の選挙は半分しきゃ参加していない。これは制度として間違っているという証明であるけれど、総務省のデーターだと(これが正しいのかどうかという問題はさておき)20代と30代ではほぼ3人に一人しか投票していない。