ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

見つかりません

 保阪正康の話を聞きに新宿へ行った。10分前に到着すると、いつもに比べたら室内が静かだ。なんでだろうと思ったら女性の数が極端に少ない。爺さん達は(もちろん私も含めて)ほとんど一人で参加している人たちだから知人が周りにいるわけではないから、全く会話がない。そこへいくと女性の方々は絶対数が少ないこともあるけれど、昔から来ている人が殆どだから、毎回始める前に喋っているのだ。
 保阪正康の話は前回から昭和史の事件での檄文について触れ、それらの事件を解説している。今日は5.15事件と2.26事件についてだけれど、これらの若手軍人が起こした事件後、必ず権力側はそれを起こさないことを理由に、より権力の強力化を図る。それがその次にやって来る大きな権力の乱用へと繋がる。
 この話を聞いていると今の政治的状況が正にその二段階目を想起させる。今私たちはアベシンゾーがやるぞといっていたことに力を与えてしまった。その先を想像するのは恐ろしいくらいな状況にいる。
 しかし、これを一体誰が選んだというのか。正に私たちに違いない。

 日本橋に出て昨日の「皺にならないジャケット探し」の続きをする。AOKIに入ってみると暇そうな店内におられた女性店員の方が「旅コレ」とかいうシリーズを教えてくれたけれど、ぴったりするサイズがなかった。私がガッカリした表情をしたのか、とてもご丁寧に送り出してくれた。高島屋のJ-Pressで相談するとあのテラテラのジャケットしきゃないということだった。結論:そんなのないね。