本

The Tokyo Rose Case: Treason on Trial (Landmark Law Cases & American Society)

　2006年に他界されたアイバ・イクコ・トグリ・ダキノについて書かれた著書で、著者はUniversity of Texas at El Pasoの教授だということであるが、ご自身は1936年日本生まれである。
　このタイトルに使われている「treason」は国家反逆罪を意味する言葉で、アイバ・イクコ・トグリ・ダキノは1977年にフォード大統領による恩赦で市民権を回復したが、その後はシカゴで暮らしていたという。
　私が彼女のことをよく知ったのはもちろんドウス昌代の著作による。あれ以来日本では見るべき書物は書かれていない。
　

THE GOOD WAR

　スタッド・ターケルの著名な著書。日本語版はとっくに書店では手に入らなくなっているけれど、米国ではこちらのペーパーバック版は今でも売っている。しかし、活字がやたら小さくて読むのには相当苦労を強いられそうだ。むしろ自炊をしてしまってタブレット側で拡大して読んだらどうだろうか。

Japanese Eyes American Hearts: Personal Reflections of Hawaii's World War II Nisei Soldiers

　古本である。1999年の出版。テレビ東京が池上彰をキャスターにして彼らのことを取り上げた番組を作っていた。その再放送が今夜あった。この本を入手したのは単なる偶然である。

Tony Bennett

　昨年出版された「Life Is A Gift」という本。

Prisoners of the Japanese: Pows of World War II in the Pacific

　今では再版されているらしいけれど、これはもちろんオリジナルのものである。