先週の金曜日から今週の月曜日まで毎晩出かけていた。ここにも書いたように蕨にも行ったし、町屋にも行ったけれど、ずっと乗り物に乗って出かけていたからろくすっぽあるいちゃいない。その上、携帯電話もずっと充電器に差し込んだままだから何歩歩いたのかもわからない。このまんまにしておくと足はどんどん退化するだろう。それでなくても短い足がどんどん短くなりそうだ。
そんな程度の行動半径で人生がすり減って行っているようだ。そういえばそのうちそのうちと思ってきたけれど、行ったことのない街がこの東京でもいくらもある。通り過ぎたことはあるけれど、歩いたことのない街だらけだ。東は江戸川区から西は檜原村まで、たったこれだけのことなのに、行ったことがない。多分このまま終わるんだろうとは思うけれど、人間なんてこんなもんなんだなと思ったのだよ。こうして考えてみると、小学生の頃に庭先をほじくって捕まえたありんこをキューピーマヨネーズの空き瓶に土を入れて飼っていたのと、何らかわらんじゃないかという気がするなぁ。こんな話はずっと昔から語り繰り返されていて孫悟空でも採用されているし、ガリバー旅行記だってそんなもんだ。
それなのにあっちでもこっちでも自分の懐にできるだけたくさんの金を掻き込むことに汲々として他の人を押しのけ、騙す奴ばっかりでつまらんなぁ。
ウクライナのおっさんだって、今になって様々なものを抱え込んでいたことが明かされているじゃないか。銅像とか記念の何かを作らせようとする奴にろくな奴はいないな。