二十世紀前半、たった43年間しきゃ生きていなかったギター・プレイヤー。Django Reinhardtといえば一緒に思い出すのはStéphane Grappelliだろう。ラインハルトと同時代、しかし、彼は90年近く生きたフランス人のヴァイオリン奏者。
二人が共演した楽曲はジプシー・スウィングなんて呼ばれたりしていた。1953年にラインハルトは急死した。しかし、その後もこのジャンルは大いに継承されていて、多くのギタリストが彼のあとを追っている。世界各地で「フェスティバル・ジャンゴ・ラインハルト」が開かれていて、日本でもそれがあるらしい。今週末にも喜連川でそんなイベントがあると偶然知った。
オランダのアムステルダムで偶然立ち寄った日曜マーケットでこんなジャンルのギターを弾いていたのがRobin Nolanというギタリストで、彼は世界各地を飛び回って様々なギタリストとセッションをしている。その様子がFBでアップされるのでこの分野が今でもあちこちで継承されていることを知る。ゴンチチがラインハルトの影響を受けているのだと聞いて、えっ！？と思ったのだけれど、日本流にしていくとあぁなっちゃうんだろうか。やっぱりしつこいくらいの粘っこさがほしいなぁ。
